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二重床

唐突ですが、ブログを御覧の皆様。床の下はどうなっているかご存知ですか?

今回のリフォームは、マンションの居室をジュウタンからフローリングへと変更する工事でした。

マンションの床は建てられた年代によって様々な方法で作られてきましたが、最近は二重床の構造で作られる事が多いようです。
・・なんだい、その推し量るような物言いは。・・なんて思われるかもしれませんね。

工法についてはそれぞれのビルダーさんが工夫して常に新しい挑戦をされているので、どれが最新でどれが良いという事は正直良くわかりません。どの会社も自慢の工法で従来よりレベルアップしたということをアピールしていますからね。

弊社はリフォーム専門なので、基本的に古い建物を更新してゆきます。

そのなかで工法としては普及していて且つ仕上がりが安定しているものを選びます。

ということで、今回のリフォームでは乾式二重床工法というものを採用いたしました。

この工法は簡単に機能を説明しますと、コンクリートの床よりゴム足の付いた支持脚によって厚手で重量のあるボードをささえ、その上に捨て板と仕上げのフローリング材を敷き込むもので、ゴム足と厚手の板によって振動や音を吸収するという仕組みになっています。

さて、早速仕事にかかりましょう。

既存の状態は、コンクリート床(スラブ床)直にフェルト、でカーペット仕上げでした。

それを先ずは剥がしてコンクリート面をあらわにします。

 

まずは支持脚。

これがまた良くできたものでして、これ一つで振動吸収、高さ調整(施工時)ズレや浮き上がり防止といった機能を受け持ちます。

重量パネルを直接支え、高さを調節して床面を均一にするのですが、最後に接着剤を中空になっている軸に流し込みます。

すると下の写真のように接着剤は発泡しながら軸のネジ部とゴム足部分を包み込むように定着してねっとりみっちりとくっついてゆくわけです。

重量パネルはパーチクルボードという木質の圧縮成形材です。

これを隙間を設けて敷き詰めるのです。

ちなみに今回の工事で一番大変だったのは、この材料を3階まで担いで上がったこと。それくらい重かった。

ちなみに一枚が概ね18Kg程あるそうで。

重いてでかいくせに、これはこのままでは床板の下地にはなりません。歩くとふわふわしますし、なんとも頼りない。

その上に捨て板というベニア板を敷き詰めてフローリングの下地にします。

これでようやくフローリング材を貼ってゆけます。

どんどん貼ってゆきましょう。

 

敷き詰めても壁との間は少し空けていますので、床と壁を見切る巾木を貼って隙間を隠して完成です。

ふうっ!やれやれ。
なんとか終わりました。

ピカピカで気持ちいです。

床を歩いてもしっかり感があっていい感じですね。

今回のフローリング工事、二重床のことをメーカーさんではシステムフロアなんて商品名つけたりして、なかなかシステマチックな工法だと思いました。これを組んでいる時に、子供が小さい時に遊んでいた知育玩具に似ているななんて思ったりしていました。

そのうちに自由な図形を組み合わせて家の内装を仕上げるパーツなんかが出て来るかもしれませんね。

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