BLOG 【かえる日和】

ペレットストーブについて思う事。

弊社の取り扱うペレットストーブはさいかい産業製のものですが、そもそもなぜこれをおすすめするのかをお話したいと思います。

私は現在リフォーム業を営んでおりますが、以前は繊維会社のデザイナーや鉄の工房で製造業務や設計やデザイン、営業などを経験してきました。
一見全く関連がない様に思えますが、それぞれの場所でものを作る人々と関わり合い、製品を作り上げていくと言う意味では共通しており、それは巡り巡って今の礎となっております。

ものづくりはデザイナーや設計者がいれば自動的にできるわけがなく、いろいろな人々の手が加わってそれらが複雑に絡み合い紡がれてゆくものです。
表からはなかなか見えづらかったですが、中に入り込んでゆくほどその裾野の広さに驚かされたものです。
反対に、使う側から見てもそれぞれの立場や希望、欲求が多種多様です。

作り手と使い手、両極にあるかのようですが、良いものとして成立するものを紐解けば、それぞれの気持ちが数珠のようにつながってゆく時にこそ出来上がってゆくということを経験的に理解していました。
そしてそれは暮らしの中に感動と満足を与えることができるものだと思います。

さいかい産業のペレットストーブにはそういうモノづくりの現場とそれを使う人々をつなげる力があります。
私どもがご紹介するペレットストーブはただ単に部屋を暖める機械であるだけではなく、モノづくりと暮らしの営みをつなぐ触媒のような役割も担っているのだと感じています。

さいかい産業のペレットストーブは日本の森に眠る休眠資源を有効活用するという強い信念のもとに生み出されたものです。
ただ地方や都市に埋もれる、いわば山積する課題は一朝一夕に解決するわけもなく、その力は微々たるものかもしれません。
さらに言うと、ペレットストーブは比較的簡単に炎を楽しむ事ができるストーブですが、誰にでもおすすめできるものではありません。機械ですので適切な操作と日々のメンテンナンスについて理解する必要がありますし、維持管理にそれなりの手間と費用がかかります。
それでも、それらの事柄を補っても余りあるなにかがこのストーブにはあります。
強い思いをもって生み出されたものは、その意義を理解される人によってはかけがえのないものになると確信しております。

暖房の機能を求めれば低コストで素早く暖まればそれ以上何も求めるものがないかもしれません。
ですが、実はそれ以上のものがあって、そのことを知ってしまったらどうでしょう?

その答えは実際に見て体験して、そして感じていただければと思います。

キバナデザインでは現在事務所にRS-miniの実機を展示しております。
少しでもご興味を持たれた皆様、まずはご覧になっていただきたいと思います。
ご連絡をいただければいつでも見学が可能ですので、実際に火を付けて炎の揺らぐ様を体験してください。  

では、皆様のお越しをお待ちしております。

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