BLOG 【かえる日和】

とりあえず二週間

「番組の途中ですが」

TV放送のさなかに緊急的な速報が入り、アナウンサーによる報道に切り替わるあれです。

その内容が何であれ、思わず身構えてしまいますね。

しかるに、速報が終わり番組に戻ったとしても、内容によっては、もう元の世界には戻れない。という感覚に襲われたりもします。

そうなるともはや、もともと見ていた番組の連続性は失われ、その内容はすっかりとどこかへ飛んで行ってしまいます。

人は連続性のさなかに何かの情報を指し込まれると、一気に不安定になるのでしょう。

例えば、集中して作業を行っている時にかかってくる電話とか、

順番に数を数えている時に、横から関係ない数字を唱えられた時とか、

みりんと十回唱えたのちに鼻の長い動物を言い当てられなかったり、とか。

連続性とは案外もろいもんです。

ただ、その行為が物事を固定化する手段として適当である、とは広く認識されている事で間違いないのではありませんか。少なくとも私はそう思います。

と、同時に壊れやすい要素もはらんでいるという事にもなりますでしょうか。

こんな時はどうでしょう?

「おれは今日から毎日日記を書くぞ。」

例えるなら小説の密室モノで、最初にお亡くなりになる登場人物が事の前段で放つ一言の様なものなので、これはおよそ三日後にその行動が潰えることの予告でしかないのです。

ですが、何故かそういったチャレンジをついしてしまいがちなのが人間の性です。

連続して行う事で何かを得られることがあるとしましょう。その場合気を付けるべきこととは何かというと、至極明快な答えとしては、ただひたすら続ける。

という事になりましょうか。

続けられない、という事態に陥ることの理由として最も多いのはこれじゃないしょうか。

「いやー、急に忙しくなっちゃって、それどころじゃなくなっちゃったんだよね。」

「ほんとは続けたいんだけど、ちょっと今は様子見かな。落ち着いたらまた始めるよ。」

何か、これから脇役が窮地に陥る時の前振りであるかのような定型句ですね。

・・・

さて、ここでお知らせが。

当ブログは毎日更新チャレンジを実施しておりますが、この度当初の目標であった二週間を超えました事をお知らせいたします。

「パンパカパーン♬」

どうも、どうも、ありがとうございます。

いやー、正直何度もその冒頭で紹介した例えの様に「番組の途中ですが」的な中断の危機に遭いまして。ですが、その度にのらりくらりとやりくりしてきたおかげで、何とか続ける事が出来ました。

さてさて、書き続ける事は出来ましたが、ここらでちょっと見返してみましょうか。

なんとまあ、一貫性のない記事の連続なのでしょうか。

これが続いたところで、なにかなんとかに繋がってゆくのでしょうか。

とはいっても、

結局は続けないとわからないので今は考えないことにしましょう。

という事で、引き続き更新を行ってゆきます。

いろいろなワクワクに繋がることを期待して。

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