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しげるシェフレラ

不定期で原状回復などをやらせていただいている、都内マンションのお仕事です。

ですが、今回はいつもと毛色が違って、植え込みに生えた植物の撤去作業でした。

かつて、訓練校で造園や剪定の仕方などを習ったことのある私ですが、植物の伐採は久しぶりです。
今回は庭屋をやっている仲間の手助けは借りずに自分一人で乗り込みました。

というのも事前の情報では、住民が引っ越しの際に捨てていった鉢植えが伸びてしまったのでその撤去作業ということだったからです。

ああ、鉢植えね。

念のために軽トラの荷台は空けとこうかな、位の気持ちで望んだのですが。
現地について目の当たりにしたのは、すくすくと二階の屋根ほどの高さに成長した観葉植物の成れの果てでした。

いや、これ鉢植えではないでしょう・・。

気を取り直して、とにかく前進あるのみ。ですが、一本一本枝をなぎ倒してゆくもののなかなか減ってゆきません。

葉っぱを枝からむしり取り、ガラ袋にパンパンに詰め込んで、枝は細かく切り刻んでと繰り返すこと数十回。

ついに本丸までたどり着きました。

確かに、鉢をかち割って根が増殖していますね。

この植物はあまり枝分かれせず、その代わり放射状の葉っぱが直接生えている。

なので、葉っぱと幹との分離は思ったよりかは楽でした。

ちぎっては捨て、ちぎっては捨て・・軽トラの荷台がいっぱいになった頃、ようやくすべての伐採が終わりました。

根っこを引き抜けるか試してみましたがガッツリと土を掴んだそれはびくともしなかったので、諦めました。

 

後日、この植物がなんなのかを調べた所、どうやらカポック(シェフレラ)といわれる台湾あたりが原産のものらしいということがわかりました。

あっちの植物ならば今の高温多湿の東京にはピッタリの生育場所だろうに、と合点がいきました。

一本の鉢植えがこんなに立派に成長して、たくましいなー・・自然って素晴らしい。なんて思うわけがなく、真っ先に思ったのが外来生物の増殖による生態系の破壊。

まあ、マンションの植え込みで生態系もクソもないとは思いますが、少なくとも隣の住民さんには多大な迷惑をかけていた様子でしたので、招かれざる客であった事には変わりありませんね。

住民の皆さん、不用意に植物を捨てていってはいけませんよ。

 

 

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