ロリー・ギャラガーというブルースロックギタリストが居た。

彼の曲に出会ったのは高校生の頃。

手に入れたアルバムは、ヒット曲を繰り出していた1973年頃のものであった。

確かに、当時はよく聴いた。ただ、そこまで熱中していただろうか。

なのに、邦題の「100万マイルも離れて」という曲がずっと頭の片隅にひっそりと住み着いている。そして、普段はさっぱり忘れているくせに、何かの時にふっと起きだしてくるのである。

改めて、日本語訳で歌詞の内容を読んでもさっぱりわからない。

いい曲だけど、ホワイトブルースと言っていいのか、洗練されているいい感じ。

何かの時に浮かんでくるのは、その曲そのものというより、この曲を聴いた当時の感覚が甦ってきているのかもしれない。

で、本日その過去何度目かロリー・ギャラガーさんの降臨と相成った。

何があったかと言うと、思い当たることは時にない。が、強いて言えば、急に思い立ち、「ああ、これやりたい！」って思い立ったという事か。

思いつくことと言えばこれくらい。

当時と今と共通している事と言えば、理由がわからないけどウズウズしているという事くらいか。なのに、その根拠のない妄想でしかない思い付きに、ただただ興奮しているのである。

言ってみれば、思い付きのレベルとしては若輩者が時折発する青臭い感情の爆発か、というくらい危ういものかもしれない。

ただ、久しぶりの感情であることは間違いない。

ここ、2,3日のあいだ、少し仕事から離れて余計なことを考える時間が出来てしまったからなのか、それとも、この毎日更新ブログの力が蓄積されてきた事のあかしなのか。

今はまだわからない。

で、このきっかけとなった「ああ、これやりたい！」の中身なのだが、ちょっと今はまだ言えない。

秘密にしたいわけではないが、今のこの段階だと言葉にしたとたんに煙となって消えてしまいそうな気がする。

まあ、のんびりしても仕方がないので、これから100回くらい頭の中で転がしてからワードを削ぎ落してゆこうと思う。

あー又脱線かー。でも気分としてはとても楽しい。

こうご期待、と今は言っておきます。

でも、後でどうなるかは知らんカットンテンチントンシャン。