BLOG 【かえる日和】

くどかんさん

前々回で、ラジオの話をしました。

私がラジオを聴くのが結構好き、という話から、別の展開に膨らませてゆこうという魂胆があっての話題だったのですが、昨日聞いた番組の内容からちょっと考えさせられることがあったので本日はそのお話を。

例によってTBSラジオのアクションという番組。

月曜のパーソナリティーは、俳優、脚本家、音楽家?等でマルチに活躍されている宮藤官九郎さん。

現在はコロナ罹患の為休業中です。

その日は代役のパーソナリティーによって番組は放送されていたのですが、ゲスト出演として電話でコメントをされていました。

冒頭からとにかく平謝りで、自分の慢心により皆様に迷惑をかけてしまった、特に周りに人に感染のリスクを与えてしまった事と、自分は助かったけど逆にそのせいで治療の機会を失ってしまった人たちがいるのではないかという事が悔やまれる。といった趣旨の話をしていました。

クドカンさんは、私は実はそれほど知っていたわけではなく、脚本が面白いなとか、NHKの眠いいね!という番組で宮藤さんを見かけて面白い人だなと思うくらいに注目していた程度でした。

なのでどちらかというと名前よりも、ラジオの番組内で繰り広げられる話っぷりに引き込まれて興味を持ったという感じです。

あちらこちらに自由に飛び散る様なトークは、支離滅裂な感じもするけれど、何故かすごく引き込まれ、なにしろ、その場で面白い事を思い付き番組内で次のアクションを起こしてしまうフットワークの良さがとても面白く、すごいなこの想像力、この行動力と発想力にあこがれるなと感じていました。

そんな宮藤さんが、しょんぼりした感じで訥々と話すのは、新型コロナの予想以上の脅威について。その影響力が思った以上だったという事だったという事。

それは体験した人だからこそ言えるリアルな感想なのだなと思いました。だからこそのしょんぼりで謙虚な語り口だったのだろうとも想像しました。

じゃあ、感染していない、まだその怖さが良く分からない人たちはどうすればいいのか、開き直ってしまうのか、縮こまっていればいいのか。どう過ごしてどう振舞えばいいのか。

思ったのは、あれだけ想像力が豊かで機知に富んだ方でもコロナに罹患してしまってからようやくその影響力に気づくというのは、もはや新型コロナウイルスというのは、そのウイルスが持っている威力以上のものを持ってしまったという事ではないかという事。

正しく怖がれ、とはよく言われてきていますが、その正しさが刻一刻と変わってきている現状では何を拠り所にするべきか悩むところです。

こうなると頼るべきはやはり自分かと。

自分が正しい情報を入手して、それを活用しつつ自分自身のコアをブレさせずに行動する、なんてことが大事なのかと。

私のビジネスの師匠(と勝手に呼ばせていただいている方)も先日、同じ様な趣旨のことを話されていました。

宮藤さんが番組内で最後に締める言葉で、ラジオの情報は正しいのと日常を感じることが出来るので安心できると言っていた事がとても印象的でした。

日常の悩み、自分のビジネスの悩み。

対処すべきは、正しい情報、想像力、自分のコア。そんなとこでしょうか。

悩みながら日々進んでゆきます。

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