前回からの流れで、前日に書いた文章からネタを掘り起こして次につなげるという試みをするつもりでしたが、ちょっと思いついたので別の話題に。
本日お話しすることは、時事ネタっぽくマスクのお話です。
私、それほどガチではないですが、市民ランナーとして往来を走らせていただいている身でございます。
頻度としては週に2~3位なので、しっかり走っていらっしゃる方からするとふーん・・という感想をいただく程度の若輩者なのですが、なんだかんだで5年くらい続いている習慣となっております。
なので、私も継続的に町内をにぎわせているランナーの一人という事になります。
昨今の運動不足を懸念してか、もしくは東京都のお墨付きを頂いたという事でか、ランニングをたしなむ人が急増してまいりました。
最近は、そういった増えすぎたランナーの吐く息を心配されているという事を耳にするようになりました。
先ほどから、なんでそんな低姿勢でランナーであることをお伝えしているのかというと、そうですそういう事なのです。
これは、新型コロナウイルス問題なのです。
よもや健康促進のため免罪符を頂いているとさえ思っていたジョギングが、大量に吐く息によって人様に迷惑をかけるかもしれないという事になっているとは思いもしておりませんでした。ましてや昨今のジョギング人口の増加。
感覚的にはランナーが増えるタイミングは何度かありまして、世界陸上等のスポーツイベントの放映直後にいつものルートにちょこっと増えたな程度はありました。
ただ、すぐにいつもの状態にすぐ戻っていました。
ですが、今回は明らかに増えています。
これは、ランニング自粛か、もしくは自宅トレーニングか。
ただ、家の中にランニングマシンを設置するスペースはこれっぽっちもありません。
ヨーロッパのフランスだったか、自宅マンションのベランダをグルグルと走り、ついにフルマラソンを完走したとニュースもありましたが、自分の家にはそれさえスペースが無いのです。
しかし、そんななかでも打開策はありました。
iPS細胞の研究で有名な山中教授の適切なアドバイスもあって、多く市民の皆様が納得できる着地点が見えました。それは、ジョギング中もマスク等で顔を覆うという事です。
なんだ、そんな事かと思われるでしょう?
実際私もそう思っていました。そして実行してみました。
不織布マスクはもったいないので、妻が作ってくれた洗える布マスクにて実践。
するとどうでしょう、走り出して1Kmもいかないうちに酸欠状態になり、息もハアハアです。
これはジョギングを思い立ち、走り始めた頃の感覚と同じです。
思った以上に走れない。苦しい。
仕方がないので、休み休みで走ったり歩いたり。実際はほとんどを歩く羽目に。
初日はこんな感じでいつものワークを終え、翌日データーが欲しくて再チャレンジしました。
今度はペースを思いっきり落として心拍数が上がらないように、呼吸も小刻みはやめてゆっくりを心がけるとだんだん走れるようになってきました。
次は足のピッチ、腕の振り方・・とか、色々試してゆくとだんだん体が慣れてきて、ワーク終盤にはこんな感じで走ればいいのかな位の状態まで改善してゆきました。そうこうしているうちに、次回は、ああしようこうしよう。などど色んな試みをしてみたくなり、ちょっとマンネリ化したジョギングにあたらしい風が吹き込んだようです。
ポジティブさを誇張するつもりも意識の高さをアピールするつもりもないですが、それぞれに自分の日常があり、それがガラガラと目の前で崩れている状況が色々なところで起こっているわけですが、それは言ってしまえば人それぞれなのです。
自分にとっての現実と向き合うために、日常をどんどんと変えていって、それに心も体も慣らしてゆく方がおそらく楽だし、楽しむことだってできるのでは?
と思うのです。
今求められるのは革命的な思考を持ってパラダイムシフトなどど大上段に構える必要はなく、こんな感じでスピーディに小変更を繰り返し、現実のウイズコロナに付き合ってゆく事が大事なのかなと感じた出来事でした。
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